【豊田市】「防災」×「プログラミング」の新しい取り組み。浄水小学校での「防災」の授業を取材してきました。※追記あり
2022年11月2日、豊田市立浄水小学校6年生142人が、防災ボードゲーム「LIFE」を体験。
「防災」×「プログラミング」の授業の様子を取材させていただきました。
防災がテーマの協力型ボードゲーム「LIFE」は、2年もの歳月をかけて開発された、フダコマ広場様オリジナルのボードゲーム。
「ボードゲームを通して社会貢献できれば。」という代表の想いからうまれた、オリジナルのボードゲームだそうです。
この日は1〜4限の授業で、6年生が1クラスずつ「LIFE」を体験。
3〜6人の男女混合チームで、協力しながら、かつ楽しく「防災」を学ぶ姿が見られました。
授業の流れとしては、フェーズごとの説明を聞き、ゲームを進めていきます。
「食糧はどう?」「感染症カードが出たらどうする?」
ゲームは二次災害までを想定。起きる災害が違うので、チームによってコマの進め方が異なります。
しかし、ゴールは一緒!
「どっちが良い?」「どうしたい?」と、チームで話し合い、協力しながら「全員生存」を目指します。
今回は、フェーズごとに説明をはさまれていたので、一見すると難しいゲームのように感じたのですが、大人の説明があれば、もっと小さなお子さまからのプレイも可能だそう。
この日も、見ている周りの大人を巻き込んでの盛り上がりを見せていました。
昨今の新型コロナウイルス感染症の影響もあり、小学校でのタブレット学習の導入。そして2020年度からの「プログラミング学習」の必修化。
豊田市の小学校では、どのように取り組まれているのかな?と疑問に思っていましたが、
今回取材をさせていただき、プログラミング学習の礎となる「問題解決能力」を、子どもたちが遊びを通して楽しく伸ばしている姿に、豊田市の小学校の取り組みとして非常に参考になりました。
今回、小学校の授業では難易度の易しめのものを行ったそうですが、難易度を上げると、より他者との関わりも多く、防災意識・自助・公助・共助の精神を培うことができるそうです。
ぜひ、ご家族や職場でも「他者と協力して問題を解決する」という意識を大切に、今一度「防災」について意識を向けてみてはいかがでしょう?
※2022年11月5日追記:LIFEは11/15から販売開始予定です(詳細はフダコマ広場公式ホームページをご確認ください)
「豊田市立浄水小学校」は、こちら↓