【豊田市】「企業主導型保育園」って、どんなところ? 2022年度より日曜日・祝日の保育が始まった「とよたキッズステーションこさか」さんを見学させていただきました!
ここ数年で、豊田市にも次々に開園された「企業主導型保育園」。
一体どんな保育園なの? その企業に勤めてるお母さんのための保育園なんじゃないの?
と、感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか??
「企業主導型保育園」は、平成28年4月から始まった、国の新しい制度を利用した保育園。形式上では認可外という扱いですが、 市町村の認可保育園と同等の基準で、より高水準なサービスを受けることが可能だそう。
「従業員枠」の他に「地域枠」も設けられ、一般の方も利用可能な保育園となっているそうですよ。
では、どんな園舎でお子さまたちはどんな風に過ごしているのでしょうか?
今回、実際に見学させていただきましたので、ご紹介させていただきますね!
今回伺った「とよたキッズステーションこさか」を運営されているのは「株式会社FUNE(フューネ)」さん。
2021年9月に開園。24時間365日体制のサービス業である「葬儀屋」という視点から、土日も社会のために働いてくれているお母さんたちのサポートができないだろうか?
という思いのもと、2022年4月からは土日・祝日も保育をされているのが特徴の園です。
小坂町の静かな住宅街の中にある、大きな家のような「とよたキッズステーションこさか」。
まず、園舎に入って気づいたのは、とっても日当たりが良くて温かいということ。
テレビのモニターなどは置かず、絵本や保育者の演奏や歌、人と人との関わりを大切にされた保育を心がけてらっしゃるそうです。
この日は週に一度の「育脳(いくのう)」の日。
先生が訪問され、持参された玩具で子どもたちが思いっきり遊び込んでいましたよ。
細かい指先を使う遊びから、体全体を動かす遊びまで。
0歳から2歳のお子さんが、おともだちや保育士とも関わり合いながら、じっくりと遊びを楽しんでいる姿が見られました。
運営企業である「株式会社FUNE(フューネ)」の社長さんにお話を伺ったところ、
「育てる」と「育む」は違う。叱ったり罵っても「育てる」ことはできるけれども、「育む」は愛がないとできないよ。
愛情たっぷりに育てられた子は、人にも優しくできる。
心身ともに健康で「愛のある子」に成長してもらえるように『育む』教育を心がけています。
とのこと。
季節の「行事」もとても大切にされていて、社長さん自身がサンタクロースや豆まきの鬼に扮して子どもたちと関わることもあるそうです。
給食・おやつは地元スーパーから、なるべく顔の見える生産者さんの安全な食材を仕入れて園で調理。
急な発熱などに備え、隔離の対応もできる医務室。
事故などが起きないよう、常に園で意識を向けられ、経験豊富な保育士さんと新人保育士さんが連携を取り合って、保育をされていました。
「企業主導型」と聞くと、きちんと保育してくれているの? というイメージのある方もいらっしゃるそうなのですが、一度見学に来ていただくと、とても気に入っていただけるんですよ。
と、お話しされるこちらの園は、地域にも開かれた風通しの良さを感じます。
他にも「おむつのサブスク」「コドモンの導入」「布団の持ち込み無し」など。働くお母さんが、無理なく仕事と子育てを両立できるようなシステムも導入されているんですよ!
小さなお子さまが初めて通う保育園。色々と心配や不安もありますよね。
来年度の入園を考えていらっしゃる方は、ぜひ実際に見学に行かれてみて、園の雰囲気を感じてみてはいかがでしょう?
※令和5年度の募集も開始しているようです!
「とよたキッズステーションこさか」は、こちら↓